SPの保育

本園の保育内容を究極に語るとしましたら、下記の言葉がしっくりと表現出来るかと思います。
SPで子供達の成長を一緒に援助していきましょう。

「魚を一匹くだされば、私は今日それで生きられます。  しかし、私に釣りを教えてくだされば、私はいつまでも生きられます。」

「いのちの言葉」より 故・日野原重明(聖路加国際病院名誉教授)


これを「幼児教育」に置き換えて考えてみませんか? 
子供に対するうわべの優しさや目先の対応でなく、教育の本質をしっかり備えた言葉かけや指導・
援助が大切です。子供をかばい過ぎたり、親が前に出過ぎてしまい、子供が考えたり対処したり
する機会を知らないうちに奪っていたりする事があります。

「それでは、子供がかわいそう・・・」と時折、保護者の方からそういった声を聞く事もありますが、本当に子供にとってかわいそうな事は何なのかを見つめていきたいですね。
ただ魚がもらえるのを待つだけでなく、大きな海原で、自分の力で大きな魚を釣れる子供を育てようじゃありませんか。
我々大人は、子供に知恵や自信を与え、体験で学びを深め、やがて一人で魚が獲れるように導くのです。その為にもSPは、魚は与えず「釣り」を教えています。