理事長ご挨拶

SP幼稚園は、2025年度より新たな体制のもと、広島に拠点を置く「学校法人信愛学園」「学校法人幸和学園」「学校法人せんとく幼稚園」と連携し、グループ園としての歩みを進めることとなりました。日本国内で確かな実績と教育理念を持つこれらの法人との連携により、より高い水準の教育・保育の実現を目指しています。

私たちは常に、「子どもたちの将来のために、いま私たちにできる最善のことは何か」を考えながら、園づくりに取り組んでいます。幼児期は、人格や感性、そして学びの姿勢の土台を育む大切な時期です。子どもたちが安心して過ごし、さまざまな経験を通して成長できる環境を整えること――それこそが、子どもたちの将来を支える確かな基盤になると信じています。

これからも保護者の皆さまと力を合わせ、子どもたち一人ひとりの可能性を伸ばし、国境を越えてつながる学びの中で、心豊かに育つ場を創ってまいります。


理事長  奥本 仁志 


日本本部理事長ご挨拶

幸和学園グループは、広島県内で3つの学校法人を擁し、多岐にわたる教育・保育施設を運営しています。
具体的には、幼保連携型認定こども園3園、幼稚園型認定こども園1園、幼稚園1園、学童保育1クラブ、そして高等学校1校を展開しております。
当学園グループは「共育」を教育・保育理念とし、子どもたちが将来、より良い平和な世界を築くことに貢献できる人となることを目指しています。より良い平和な世界とは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)が達成され、誰もが心身ともに満たされたウェルビーイングな社会(ソサエティ5.0)が実現した世界を指し、それを築くことに貢献できる人とは、自ら積極的に行動し、周囲の人々と協力しながら社会の課題解決に貢献できる、自律した学習者であると考えています。そして、その一環として認定こども園のぞみ幼稚園ではIBプログラムに取り組んでいます。
この度、Varavut Wongvises前理事長、村上佳代園長が長年にわたり大切にされてきた建学の精神と教育理念に、私をはじめとする法人役員メンバー、そしてグループ関係者一同が深く共感し、奥本仁志理事長と共にSP幼稚園の経営を担わせていただくことになりました。
今後は、SP幼稚園がこれまでに培ってきた教育理念やノウハウに加え、グループ全体で多様な経営資源を共有することで、さらに質の高い教育・保育が実現できるものと確信しております。


日本本部理事長  新谷 耕平

園長ご挨拶

このたびは、当園のホームページにアクセス頂き、ありがとうございます。

タイの首都バンコクは、日本から飛行機で約6時間あまりの距離にあり、東南アジアにおいては、経済圏の中心地として繁栄しています。『微笑みの国』と表現されることもあるように、ゆったりとしたおおらかな国民性を持ち、かつ親日的で、日本人にとっては非常に住みやすい国の一つといえます。

 海外から日本を見ると、文化・伝統・芸術や技術等、日本の素晴らしさに改めて気付かされます。それと同時に、国際社会の中で、その日本の良さを、上手く外に表現したり発信したりする発言力や行動力の乏しさ、個々力の脆弱さを痛感します。今後、グローバル化・ボーダー化していく世界情勢の中で、異文化や異なる価値観・考え方等に触れ、異言語(多言語)でのコミュニケーション能力をつけ、協調し共生していく事が非常に大切になってくると考えています。

本園は、日常の中で日本語・英語だけではなくタイ語も交錯する中、園自由闊達ながらも規律を重んじ活動しています。この特色ある環境を活かし、日常の中で多言語・多文化に触れ合い・感じ、将来、国際社会で活躍する素養を培いながらも、感謝の気持ちと礼節を持った美しい日本人を育むように援助しています。
また、人間の人格形成の基礎となる大切な幼児期に、身体・頭・心を心地よく刺激し、沢山の『楽しさ・喜び』を体感していくことで、己の人生を切り開いていくことに必要な『力』を育んでいます。

SP幼稚園は、保護者と園がお互い協力し合い、気持ちの良い関係を紡ぎながら、一体となってお子様の成長を見守っていく温かい園であるよう努めております。

園長  村上 佳代